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2013年12月10日

会場となった千葉県にあるグレートアイランド倶楽部はこの日、時折強風の吹く難コンディション。ドライバーの平均飛距離は260ヤードで、得意クラブもドライバーと胸を張る藤田だが、1打リードで迎えた最終18番は、左からの風にあおられ、ティショットを右サイドの林に打ち込んだ。一方、同組で1打差を追い掛ける成田はフェアウェイセンターの絶好の位置。

しかし、藤田は冷静だった。先に第2打を放った成田のショットが、左サイドのピンから遠く離れたグリーンセンターに乗るのを見て、堅実な道を選んだ。「あそこからなら2パットでパー。私がボギーでもプレーオフ」。グリーンを狙うこともできたが、一度フェアウェイに戻して3打目勝負へと切り替えた。

結果、成田が3パットのボギーとし、藤田も4メートルを決められずにボギーとしたが、1打差は守り切った。「優勝した喜びはあるけど、今日悪かったという思いが、少し勝っている」と、ほろ苦さを味わいながらも、新人戦という一生に一度のチャンスをきっちりとものにした。(スライダードライバー)

物心ついたときから厳しい父の指導のもとでゴルフを始め、中学3年から今年まで北海道アマ5連覇を果たすなど、ジュニア時代から頭角を現してきた逸材。その才能が今年、プロテスト合格、QT1位通過、そして新人戦優勝と実を結んできた。来季のレギュラーツアーで最注目の19歳は、「勝てる選手になりたい」と2014年に向けて抱負を語った。(テーラーメイドR1ブラックドライバー



Posted by 藤田麦子 at 18:35│Comments(0)
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